6月の第3日曜日は、父の日。
ふだんはなかなか伝えられない「ありがとう」を伝えるこの日は、いつ、どこから始まったかご存知でしょうか?
実はその起源は、20世紀初頭のアメリカにさかのぼります。
1909年、ワシントン州に住むある女性が、男手ひとつで子どもたちを育て上げた父を讃(たた)え、「父に感謝する日も必要ではないか」と働きかけたのが始まりとされています[1]。
その想いが少しずつ共感を呼び、1972年にはアメリカで正式な記念日として制定。
その後、日本でも1980年代に広まり、 今では多くのご家庭で、父への感謝をあらためて伝える日として親しまれています。
日本独自の文化として定着した「黄色いバラ」や「黄色いリボン」も、父の日ならではの風景。
これは、“尊敬・信頼・家族の絆”を表す色として選ばれたもので、 言葉にしづらい想いを、そっと託すための象徴でもあります[2][3]。
とはいえ、 「いつもありがとう」とあらためて言葉にするのは、少し照れくさいもの。
何を贈ればよいか迷ってしまう方も多いかもしれません。
そんな父の日におすすめしたいのが、「おいしいプラス」の“からだにやさしいお弁当”。
ささやかな贈り物や食事は、日頃の感謝の気持ちの代わりになってくれることもあります。
今年の父の日は、「ありがとう」の想いを、やさしいごはんに込めて届けてみませんか?
参考文献
National Geographic. (2014). 父の日に黄色いバラを贈る理由. https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/2806/
FDC. (n.d.). Yellow Ribbon Campaign. https://fdc.gr.jp/yellowribboncampaign/
フラワーバレンタイン推進委員会. (2015). なぜ「父の日=黄色」なの?. https://www.i879.com/hanablog/season/2015/06/12/2825/